2012年 07月 11日
マナーメン 2 |
やあ
達者なようで。
とういうことで、上の男がライディングを楽しむ
神戸 みなとのもり
ワタシも、もちろんヘビーユーザーであります。
前回ご紹介した活動の他にも、BMXライダーたちが
みなとのもりの裏で、どのような事を行なっているか
ご紹介しましょう。
さて、今回はとある日曜日の朝。
この度も、BMXをはじめ、ダンサーなどの様々な種目の
パーク利用者が大集合する。
前日は、BMXのビッグイベントが朝まであったせいか、どうやら皆、寝不足だ。
ドーピングをし、自らを奮い立たせる ハヤト コバヤシ
睡眠時間が、1時間程でもワタシはへっちゃらである。
だがしかし、中には…
明らかに、今だアルコール漬けな WILD ONE
春はあけぼの とはよく言ったものだ。
朝からこのような、ゴキゲンな男も春なれば、微笑ましく思える。
この人差し指の先に、何があったのか、非常に気になるところだが
おそらく本人は、何にも考えていないに違いない…
だが、30分程度の睡眠でも遅刻せず来る姿勢は、すばらしい。
そして、このキャプテンマークを各々の上腕二頭筋に誇らしげにかざす。
ボランティアは、一人一人がキャプテンだ。
それほどのモチベーションをもって、
我々の今回の活動は、THE 草刈 だ。
と、その前に、
この軽トラという演説台から、ハヤト コバヤシによる
ありがたいお言葉と、BMXの活動の告知などをもって
スタートだ。
そして、草刈というものも見方をかえると、興味深い。
BMXはやはり、オリジナリティーやスタイルが醍醐味だろう。
乗り方は、十人十色。
草の刈りかたも千差万別。
まずは、WILD ONE
彼は、豪快なリアルストリートライダーなイメージだ。
何よりも、WILD ONEと呼ばれる男だ。
だがしかし、草の刈りかたは、非常に慎重だ。
雑草一本刈るにも、細心の注意をはらっている。
余談ではあるが、WILD ONE ことタケシは、
車の運転も非常に慎重であり、高速道路では常に左車線だ!
たまに、同乗者が遅すぎて、イライラしまうこともあるらしい…
そして、ハヤト コバヤシ
彼は、一切道具を使わない。
己の体一つで、雑草を引きちぎる!
彼の突進を止めるのは、容易ではなく、
ハヤトの通った後は、ペンペン草一本も残らないだろう。
ここでタン氏
実に厳しい…
実に厳しい表情だ。
ワタシも野良仕事をするほうだ。実家の帰れば、農業の手伝いをするものだ。
農民はいわば、雑草との戦いと言っても過言ではない…
その厳しさを知ってか、タン氏はもくもくと雑草と戦う。
間違いなく、彼は
気持ちで草を刈るタイプのライダーだろう。
そのうち、美しくなったパークをあとに、
労働の後は、カキ氷が振舞われる。
前歯が発達しているタンメンは、少々変わった食べ方をする。
そして、喉の乾きがうるおった後は
カレーライスを皆さんで頂く。
これは、有事や災害の際などの、非常時に
炊き出しの訓練も兼ね合わせているらしい。
このような感じで、ボランティア活動を行なった訳ですが、
もちろん、みなとのもりの維持や、より良い環境にするためのというのは
当たり前だ。
だが、休日の朝から、土にまみれるのも悪くない。
会話のなかで、
今日はええ天気やな~ とか 明日は雨らしいなぁ~
など、天気の話をよくする。
それは、日本人くらいだと海外の人は言う。
シャイな日本人が会話のつなぎに使うだけではなく、
資源の少ない、島国の日本人は、土と共に生きてきた。
農作物の出来具合において、天気がとても重要だったのだろう。
土とたわむれたい人は、
みなとのもりにて、ボランティアってのもええよねぇ~。
農民スタイルなワタシ
やれやれだぜ
by jojojojun
| 2012-07-11 01:40